実はキリスト教の行事ではない「ハロウィン」その由来・起源は北欧の祭?

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ごきげんようバビです。

 

 バレンタインやクリスマスのようにすっかり日本の行事として定着したハロウィン。

 よく、「うちはキリスト教徒じゃないからクリスマスなんかやらないよ」とかって言いますよね。

私もそのくちでした。

日本人なら4月8日の花祭り(おしゃかさまの誕生日)を盛大に祝うべき!

とかっていきまいてました。

そこで出てきたハロウィン。

否定しようにも肯定しようにも一体なんの行事なのか。

調べてみました。

 

 

起源はケルトのサウィン

現在の形のハロウィンに影響を与えたとされるものはいくつもあるのですが、古代ケルトの大晦日であり死者の祭りである「サウィン」という祭りがその起源だと言われています。

古代ケルトでは、1年の終わりは10月31日で、日没とともに古い年が終わりを迎えます。

この10月31日の夜から11月1日の朝にかけて、この世とあの世(異界)を隔てる門が開き、先祖の霊が帰ってくると同時に、悪霊(悪い精霊・妖精)もやってくると信じられていました。

古代ケルトの祭司ドルイドたちはかがり火を焚き、作物と動物を生贄として捧げ、、火のまわりで踊ります。

11月1日の朝が来ると、ドルイド祭司は、各家庭にこの火から燃えさしを与え、各家族は、この火を家に持ち帰り、かまどの火を新しくつけて悪霊などが入らないようにしていました。

 

ハロウィンの語源。なんで「サウィン」が「ハロウィン」になったのか

ハロウィンがキリスト教に取り込まれたとき、キリスト教の「諸聖人の日」を11月1日に変えました。ケルト人をキリスト教へ改宗させやすくするためと言われています。キリスト教は他教の祭日を自身の祭日で上書きすることが多々あったと言われています。このあたりは諸説あります。)

諸聖人の日の前日」という意味の「All-hallow Evening」が短縮され、「Halloween」になったと言われています。

 

 

アメリカで今の形のハロウィンが生まれた

サウィン自体は2,000年以上前からある風習ですが、今の形のハロウィンが生まれたのはなんと20世紀に入ってからです。

キリスト教の普及等により、イングランド南部ではハロウィンは廃れていきましたが、スコットランドアイルランド等では引き続き広く普及していました。

その後、19世紀になり、彼らがアメリカへ大量に移民として移り住んだ時、サウィンの習慣がアメリカへ持ち込まれました。

徐々にアメリカの主流社会にも浸透していき、20世紀初頭にはアメリカのほとんどで受け入れられるようになりました。

あの有名な「トリック・オア・トリート」の言葉は1950年代に製薬会社や映画会社、テレビ局などの仕掛けで普及したのだそうです。めちゃくちゃ最近です。

ちなみに、ジャック・オー・ランタンもかぼちゃになったのはアメリカに入ってきてからで、元は「かぶ」でした。(詳しくは↓コチラ)

www.shikamori-p.com

 

教会ではハロウィンを祝わない!

というわけで、キリスト教の行事ではないハロウィンですので、基本的に教会は

ハロウィンをガン無視です。

その代わり翌日の諸聖人の日を祝っているようです。

 

意外と海外でも無視されている

ヨーロッパでも意外と無視している国が多いようです。

フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル等ではかなり関心が薄く、また、南米諸国でも盛り上がっていません。

南米はなんとなく分かる気がします。昔のアメリカでのサッカーワールドカップの扱いを思い出します。アメリカ人、ワールドカップやってることも知らなかったらしいです。

 

要するにハロウィンはアメリカの行事

ケルトから始まったハロウィンは現代アメリカで大衆文化的行事として完成しました。

アメリカでは子供が仮装して、日本では大人ばっかり仮装して恥ずかしいという声をよく聞きますが、そもそもハロウィン自体がまだ新しい習慣なので、今後も国や時代によってどんどん変容していく気がします。

日本では毎年ハロウィンではっちゃけすぎて事件が起きていますが、とりあえず仮装するのが大人なんだからマナーだけはきちんと守ってほしいものです。