O-157って一体何なの?予防法は?

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ごきげんよう、バビです。

20年くらい前からでしょうか。

毎年夏になると猛威をふるうO-157

手洗いしてても食べ物自体にくっついてたら感染しちゃうじゃないですか。

ちょっとモビルスーツの製造番号みたいでカッコいい名前なのに、恐ろしいやつです。

で、まあ、例によってまた、私、「こいつって一体何なの?」と思ったので調べてみました。

O-156とかO-158とかいるんですかね。

 

 

O-157 って何なん?156とか158もいるの?

要するに病原性大腸菌のうちのひとつらしいです。

大腸菌は本当は基本的に無害で、常在細菌としてお腹の中にもいます。

この大腸菌が突然変異や、他の菌との接合で違う遺伝子が移入することなどで病原性遺伝子を獲得すると病原性大腸菌に変異します。

大腸菌は菌体(本体)の周囲に鞭毛(べんもう)という触手のような毛のようなものがあって、菌体と鞭毛の抗原の種類で分類されています。

菌体抗原は「O」で、鞭毛抗原は「H」で表します。

なので、「O157:H7」は、157番目のO抗原と、H7というH抗原を持っているという意味です。

このO157:H7が、死者も出すほどやばいやつです。

ちなみに157番目に確認された大腸菌だからO157といい、今のところO抗原は180番目以上、H抗原は50種類以上明らかになっています。

なので、156とか158とかもいるみたいですが無害のようです。

ほとんどが無害ですが、人間に有害なのもいます。

有害なのはO1・O26・O111・O121・O128などです。

 

どこからきたのか(感染経路)

食品とか手とかにくっついて感染するのは分かるのですが、そもそもこいつはどこからくるのでしょうか。

O-157 は本来牛や豚などの家畜の大腸に住んでいます。

この家畜の糞便から水や食べ物が汚染され、それを介して、または人から人へと感染します。

しかも、こいつ、牛のお腹の中では悪さをしません。

人間にのみ有効な病原性を持っているため、人間の体内に入るととたんに悪さをはじめます。

家ではおとなしいのに、おばあちゃんの家に行くとめっちゃわがままになる子供みたいなやつです。

更に、水や土の中で数週間から数か月間生きます。

低温に強いので、冷凍庫でも生きます。

酸性にも強く、胃酸にも負けずに生き残ります。

ただ、熱には弱く、75℃1分間の加熱で死んでしまいます。

北国育ちか!

 

感染するとどうなる?

下痢、吐気、嘔吐、腹痛などの食中毒症状がありますが、悪寒や発熱など風邪と間違える症状で始まることもあります。

感染後4~8日の潜伏期間の後、症状が起こりますが、健康な大人だったら感染しても症状が出なかったり、あっても軽い下痢だけのこともあります。

子どもや高齢者だと重篤な症状が引き起こされることもあります。

はじめは激しい腹痛を伴う水っぽい下痢が出ます。

その後、血のまじった下痢になると、出血性大腸炎の症状です。

更に重篤化してしまうと、溶血性尿毒症症候群を発症することがあります。

溶血性尿毒症症候群になると、尿の量が減り、顔色が悪く顔がむくみ、倦怠感と眠気、更には脳や意識に異常が出始め、幻覚やけいれんの後に昏睡を起こすこともあります。

こわっ!

出血を伴う下痢が出たらすぐに病院に行きましょう。

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画像引用元:医療と健康[日本医師会ホームページ]

 

予防するには

まずは清潔にすること。

手を洗うのはもちろん、食器・調理器具、台所まわりも清潔に。

食品もきちんと洗いましょう。

うちは台所に手につけるようのアルコールと、台所まわりにスプレーできるアルコールの二つを用意しています。

それから加熱調理をすること。

75℃以上の熱で1分以上加熱すればO-157は生きられないので、中心までしっかりと火を通すことが大事です。

 

調べてみたら、O-157、想像以上に恐ろしいやつでした。

夏場だけでなく、日ごろから手洗いって大事だなと感じました。