高齢うさぎの介護 ー強制給餌編ー

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ごきげんよう、バビです。

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私、今年で12歳になる老うさぎを飼っていますが、今年に入ってからさすがに歳なのかうっ滞を起こした後、体調が悪く、やや斜頸気味になり、食欲不振が続いています。

食事もほとんどとれず、強制給餌が続いているのですが、我が家の場合の強制給餌のやり方や、便利グッズなどをご紹介したいと思います。

 

  

食欲が落ちてきたなと感じたら

まずは病院へ!

食欲が落ちているなと感じて、様子を見て戻らないようならまずは病院へ連れていってあげてください。

食欲不振は何らかの異常のサインです。

まずはその原因を特定して、正しい対処をしてあげる必要があります。

丸一日食べないと危険!

うさぎはほとんどいつも食べ続けることを前提とした体のつくりになっているので、24時間以上食べないと更に体調が悪化することになります。

胃腸の運動機能の低下でお腹にガスが溜まってうっ滞を起こし、さらに食欲不振になってと、悪循環に陥ります。

また、脂肪肝という肝臓の病気が起こってきます。

肝臓は、胃腸からの栄養を必要とするのですが、その供給が不足するため、体中の脂肪からエネルギーを得ようとします。

本来うさぎの肝臓はそれほど多くの脂肪を処理していないので、その脂肪を処理しきれず、脂肪肝になってしまいます。

食べないだけでなく、水も飲まないとなると、脱水を起こし、腎不全になることもあります。

まずは食べられるものを探す

まずは何でもいいので普段好んで食べるものを与えてみてください。

その後で牧草を与えると食べられたりもします。

歳をとると歯が弱るので、硬いペレットを食べられないということもあります。

ペレットを水やぬるま湯で少しふやかして口元にもっていくと食べてくれたというケースもあるようです。

うちはふやかすと見向きもしませんでした。

うちの場合は、乾燥パイン、うさぎのチカラ、アルファルファを食べなくなるとかなり具合が悪いサインです。

(「さぎのチカラ」は高齢うさぎには必須のサプリです。味が好きなのか、うちのうさぎはめちゃくちゃ食いつきます。)

ただ、フルーツは胃腸が正常に動いていない状態だと糖分が腸内で発酵してガスが発生して苦しくなり、更に食欲不振になることも考えられるので与えないほうがいいです。

 

強制給餌に必要なもの、あったほうがいいもの

シリンジ

注射器みたいなあれです。

たくさん種類がありますが、小さめのほうが口に入れやすいです。

私はこのシリンジ↓を使っていました。

赤いほうは先が細いのでお水用、緑のほうが先が太めなので食べ物用です。

プラスチック製のものだと、先をカットして使えるので便利です。

パウダー状のエサ

あると便利です。

念のため常備しておくことをお勧めします。

固めのだんご状にして薬を混ぜて食べさせたりもできますが、うちは固めの状態では全く食べませんでした。

私の知る限りイースターの「ライフケア」という商品と、うさぎのしっぽの「うさぎのおだんご」という商品があります。

獣医さんからはライフケアをすすめられましたが、既にうさぎのおだんごを持っていたので、内容物がほぼ変わらないことを確認してうさぎのおだんごのほうをあげています。

水を少しずつ混ぜて固さを調整しながら流動食を作るのですが、水を混ぜたものを食べなければりんごジュースとか、うさぎの好きなジュースで溶かすと食べてくれたりもします。

 ↓ライフケア↓

↓うさぎのおだんご↓

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緊急時で用意できない場合は、普段与えているペレットをすり鉢などですりつぶして粉状にする方法もあります。

ペレットにもよりますが、私の場合(ウーリーのスペシャルブルーム)、繊維が残ってしまい、中々完全な粉末にはなりませんでした。

それでもシリンジの先を切って出口を大きくすれば詰まらずに与えることができるんじゃないかと思います。

私はやったことはないですが、電動ミルでペレットを粉末にしている方もいらっしゃいます。

その手があったか!という感じです。

アニマストラス

私のうさぎ関連の記事で必ず紹介していますが、やっぱり高齢うさぎにアニマストラスは必須です。

食欲不振だと間違いなく盲腸糞も食べていないので、ほぼ毎食に混ぜて必要な栄養を補っています。

何故だかこれを飲ませていると毛がつやっつやになります。

顆粒と液体があるので、強制給餌には液体が便利です。

すぐなくなってしまうので100mlよりは250mlがおすすめです。

1リットルもあるようなのですが、私はさすがに勇気が出ませんでした。

アクアコール

ウサギ用のポカリスエットみたいなやつです。

私は与えていないのですが、皆さんおすすめされています。

自力で水を飲めないときに、効率的な水分補給をするのに役立ちます。

すり鉢

100円ショップとかに売ってるものでいいので小さいすり鉢があると便利です。

乳酸菌なんかのタブレット状のサプリをすりつぶしてエサと混ぜて入れてあげてます。

乳酸菌

病院に行けば薬と一緒に処方されるかもしれませんが、食欲不振になると、腸内環境も悪化して、腸内細菌のバランスも崩れているので、乳酸菌のサプリをすりつぶして入れてあげたほうがいいです。

くれぐれも自己責任でお願いしたいのですが、私は1日1回1粒だけビオフェルミンを混ぜて与えています。

他のウサギ用の乳酸菌でもいいですが、乳酸菌に関してはこれが一番効率よく摂取できるからです。

 

強制給餌のやり方 

与え方

「うさぎ 強制給餌」とかで動画検索するとたくさん出てきますが、以下の動画がとても分かりやすいです。

www.youtube.com

仰向けにして与える動画も出てきますが、あまりおすすめしません。

仰向けにすると流動食が気道に入ってしまう可能性が高くなります。

この動画では椅子に座っていますが急に暴れて飛び出すような子の場合は、床に座って与えることをおすすめします。

私の場合は、ゲージの中で頭を前から固定して普通に前から与えていました。

左手の中指を額から後頭部にかけておいて、親指と小指であごの端を支える感じです。

ちょうどうさぎにアイアンクローをかましてる感じになります。

親指をちょっとずらして口の端からシリンジを挿入していました。

ときどき何故か前に突進して逃れようとするので、シリンジが口の奥に入りそうになって焦りました。

いっぺんに与えると口からぼとぼと出てきてしまうので、少量を数回に分けて少しずつ入れてあげます。

最初は嫌がりましたが、慣れてくると普通にもぐもぐ食べてました。

水の場合はやや口の奥に入れてあげないと口の端からこぼれてしまいます。

少し上を向かせてあげると飲みやすいようでした。

終わったら口周りを拭いてあげてください。

うちのうさぎは体調が悪いと自分で口まわりを掃除することもできなかったので、ほっといたら口の下の毛についた流動食が乾いてかぴかぴになってて、取るのが大変でした。

量と回数

量については個体差と病状によるので何とも言えないのですが、一回20cc程度を一日3~4回で与えるとは言われています。

ただ、ネザーランドドワーフ程度の重さならこのくらいでいいとしても、1.5kg以上のうさぎの場合は、これでも足りないのはないかと思われます。

1回に与える量は20cc~40ccくらいが適量だと思うので、1日の必要量から逆算して最低でも一日3回はあげたほうがいいと思います。

水は体重100gに対して5~10mlくらいが1日に必要な量になります。

ウサギの体重や病状によるので、獣医師さんに相談するのが一番です。

 

目標は自力で食べられること

1回強制給餌を行うと、それが呼び水になって少し自分でも食べだすことがあります。

最初少し強制給餌した後は、一応ふやかしたペレットや牧草を口元までもっていってあげて、自分で食べられないか試してみたほうがいいです。

自分からは食べに行かないけれど、口元にもっていくと食べることはかなりありました。

最終的には体調を回復させて自力で食べられることが目標ですので、ときどき試してみてください。